今から3年半前の平成27年7月上旬のこと⑤
治験開始に当たって、また入院です。
この抗がん剤は点滴で血液から直接入れる方法です。
重篤な副作用に、まれではあるが、死に至ることもある、と書かれています。
だいたい抗がん剤の注意書きには、死に至ることもあると書かれていますので、全然気にしないで始めました。
特に心配してた副作用も無く、順調だったので10日位で退院したと記憶しています。
その後は、二週間に一度、抗がん剤の点滴を受けていました。
病院代がかからないで一万円が貰える。
治験って通院の都度一回10,000円が治験依頼の会社から支給されるんです。
私が受けた治験の依頼者の関連会社は米国本社の会社になっていました。
今回の治験は、何もなければ2年間継続できるそうです。
しかも治験に伴う病院代はかからないんです。
抗がん剤治療って、普通は凄い高い薬代を支払うんですが、今回は逆に通院の都度10,000円頂けるので超ラッキーです。
治験を開始して三カ月くらい過ぎたころに、家で夜中に喀血しました。
平成28年10月位のことだったと思います。
そのまま救急車で病院。
病院で一晩過ごして翌日には家に帰って来ました。
次の診察の時に、喀血したので治験は中止になりました。
せっかく治験が2年間続けられると思っていたのに、その年の内に中止はガッカリです。
次に試した抗がん剤はスチバーガです。
抗がん剤スチバーガ
この薬も以前に服用していネクサバールと同じような手足が痛む『手足症候群』の副作用があるようです。
服用に当たって、また二週間程度の入院です。
次回につづく