日経VIを活用した戦略について書いてみました。
日経VIとは?
今回は、日経VI先物の話をします。
先ずは、下記のチャートを見て下さい。
【この銘柄は NEXT NOTES 日経平均VI先物指数ETN 証券コード[2035] です。】
右肩下がりで下がり続けてるのが分かりますね。
下がるのが分かっているので売りたいですよね!
そこで、日経平均VI先物指数を作り出している先物を直接取引します。
日経VI先物ですね。
平常時は低い値で、日経平均株価が急落すると日経平均VIは急上昇する性質があります。
通常は期先が高くSQに近づくと日経平均VIが急上昇する確率が低くなるため低い値になります。
日経平均VI先物指数は、SQ前に、この低い値を売って高い期先を買います。
毎月これを繰り返すので価格が下がり続けるのです。
コンタンゴと言います。
これが下がり続ける理由です。
では、次の画像を見て下さい。
約5年間のVI先物のチャートです。
過去もっとも高かったのは2016.2.8の42.30ポイントです。
もっとも低かったのは2017.8.7の12.20ポイントです。
そこで、日経VI先物を使った戦略を考えます。
1ポイントは1万円です。
証拠金は1ポイント売買するのに80,000円~100,000円くらいです。
もっとも簡単なのは期先を売って、SQに近づいて来て下がってきたら買戻すことをするわけです。
期先のVIと期近のVIの差が通常なにも無い時に得られる利益と考えて良いでしょう。
しかし、暴騰したら大損します。
では、次の画像を見て下さい。
先ほどの日経VI先物のチャートに日経225のラインチャートを重ねました。
見て分かるように日経225が暴落すると日経VIは暴騰します。
そこで、日経225が暴落すると利益になる商品をヘッジとして充てれば良いわけです。
日経平均が暴落して利益になる商品とは例えばプットを買うとかが考えられますよね。
VIを買う戦略はどうでしょうか?
過去もっとも低いポイントは12.20ポイントです。
ここまで下がったら買えば良いわけです。
しかし、これだとチャンスが来ません。
最近は15~16ポイント辺りが底でしょうか?
そこで、SQが近くなり15ポイント付近に近づいたら買います。
買い値から1ポイント下げたら1万円の損ですが、2ポイント上げたら2万円の利益です。
SQも近いので下げるとナンピン買いも考えられます。
損失も限られるのと、日経平均株価が暴落したら、とても大きな利益になります。
私が最近研究しているVIポジション
VI先物の期近を買って期先を売る戦略です。
いわゆるリバース・カレンダースプレッドですね。
何か暴落が起きてVIが上昇しますが、期先に比べて期近の方が反応が大きいので期近を買うことによってヘッジが効いています。
日経平均VI先物指数は、安い期近を売って高い期先を買うのでコンタンゴロスが発生してVI先物指数が下がり続けます。
なら、その逆で安い期近を買って高い期先を売る。
いわゆる逆コンタンゴだと何もなければ、お金が残るのでは?
しかも何か起きても安心できるポジションですよね。
↑ このようなポジションになります。(実際に私が持ってるポジションです)
他にもVIを使った戦略はいろいろ考えられるはずです。
↓ 日経先物VIを使った戦略が学べる戦略セミナーの紹介です。
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